ブログ|株式会社アイデン|豊中市|電気を通してあなたの「新しい」を創造します

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『 未来創造企業 』に認定!!

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未来創造企業認定ロゴ

この度、アイデンは『未来創造企業』に認定されました!

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東京雅叙園にて認定式典が開催され、共に頑張った社員の代表者と共に認定書を授かって参りました。

帰阪してからは社員さんと共に喜びを分かち合い、家庭事情で先日退職をした元女性社員さんまでお祝いの言葉を伝える為に会社に来てくれました。

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未来創造企業とは、一社)日本未来企業研究所が認定する「本業を通じた継続的な社会課題の解決」を事業目的に掲げ、その実践により社会の価値や人々の幸福度を向上させ、よりよい社会を創り出すだけでなく、実践の結果生まれる利益を適切に分配・再投資することで企業の持続的な発展に努める企業の事です。

アイデンも自社利益追求型企業から社会課題解決型企業へ社内一丸となって変革する為に、この認定に皆でチャレンジをしました!

エントリーする際には、今チャレンジする必要があるのかという声もあがり僕自身も悩みましたが、何事に於いても、その時になったら、の「その時」は行動を起こさねば決して訪れないという事実を考え、皆で今チャレンジする事を決心しました。

社会にパラダイムシフトが起こっている中で、会社にしても個人にしても自社、自分の事ばかり考える者は社会に取り残されていく。

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最高の同期と会社メンバーと挑戦できた事に勇気と喜びを感じています!

そしてここからが本当のスタートです!

インパクトは数より一つの大きさ

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【 1.父の命日 】

 
7/26、父の命日。

14年前、ボクの職人としての本業である電気工事士の国家試験日7/26の朝、枕元の携帯が鳴りました。
当時から携帯電話を目覚まし時計代わりにしていたので目覚ましが鳴ったかと思いきや、姉からの着信でした。
とっさに「その瞬間が来たか」と思い電話に出ると「ゆうじ、今や、今お父さん亡くなったで」と姉が伝えてきました。

肺がんを患い、末期状態で手の施しようがないとして、京都市内にある緩和ケアセンターに入っていた父。
意識を失い、今夜がヤマかもしれないという電話がセンターから入り、試験日前日の25日、実技試験に使う工具を持って京都に向かいました。すでに姉と義母は来ていましたが、父はもう話せる状態ではなく焦点の合わない目をうつろに開きながらウ〜ウ〜と唸っていました。
父も大変ではありましたが、ボクも結婚を控えて生活を左右する国家試験が明日に迫っていたので、唸る父の横でペンチを使って電線を剥いていました。
遅くまでいましたが、朝から試験が大阪であるため、姉と義母に託して帰阪しました。
そして翌日試験日の朝、父は亡くなりました。
何でよりによってこんな日に、と何とも言えない気持ちを抑えつつ、試験会場に向かった事を覚えています。

 

 

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試験は無事合格し、こういう仕事で家族を支えられるようになった。 我ながら綺麗な出来映え。

 

【 2.約束された日 】

 

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ボクの家だった孤児院。 息子と同じ年頃をここで過ごした。

 
ボクは父とは生涯で5年しか暮らしておらず、特に今ボクの息子と同じ年頃の父との思い出はあまりありません。
僕が0歳か1歳の時に父と母が離婚し、僕はまだ小さかったため5人いる姉のうち2歳上の姉と2人で母方に引き取られましたが、母の今でいうネグレクトがあったようで、1歳7ヶ月の頃、その姉と一緒に京都にある積慶園という孤児院に入れられました。

 

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孤児院で。 右から4人目の横縞服がボク。
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職員さんが親だった。
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母が面会に来て、この公園で赤飯を食べさせてくれた。

 
そして10歳になる時、父親に引き戻され家だった孤児院を後にし、亀岡に住む事になりました。
次女の姉(長女は生まれつきの身体障がいで60年間養護施設に入っています)曰く、廃校の廃材で造られたという2階建ての文化アパートでの暮らしが始まりましたが、父はほとんど家に帰る事はありませんでした。
後の義母と別で住んでいたとの事です。

家の食べ物がなくなり、夜中に姉が10円玉を持って近くの商店の公衆電話でどこかに電話をかけ「お父さんに食べ物がなくなったと伝えてください」と話していたのを今も覚えています。
お腹が空いて座卓の下で寝ていると、姉に揺り起こされ、目をこすりながら開けるとその座卓の上に袋いっぱいの菓子パンが置いてあり、姉が「食べぇ」と僕に言いました。
その時には父の姿はもうなく、姉達と黙々とパンをかじりました

 

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姉弟で暮らした文化アパート。
2015年、解体している所をたまたま通りかかった。 真ん中の上の階に住んでいた。

 

そんな中でも、父が必ず帰ってくる日がありました。

 それは、クリスマスでした。

父はクリスマスだけは、大きなバタークリームのケーキを手に必ず帰ってきて、バタークリーム故にあまり量は食べられなかったですが(笑)、それでも家族皆んなでクリスマスを過ごす事ができました。

 

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今年のクリスマスも今から楽しみ。

 
ボクは今、会社でも11月からクリスマスの飾り付けをするほど、クリスマスが大好きです。
1年で最も好きな日です。
街にクリスマスの曲が聞こえてくると身震いするほど嬉しくなります。

なぜこんなにクリスマスが好きなのか自分でもよく解りませんが、おそらく子供の頃に唯一家族が揃うという約束のされた日として、ボクの脳に深くインプットされたのではないでしょうか。

確かに父との良い思い出は少ないですが、ボクにとってはあのクリスマスのインパクトが残っているため、全てが不幸ではなかったと思う事もできます。

 

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私たちが毎日クリスマスを生きるとき、地上の平和は訪れる。

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ヘレン・スタイナー・ライス
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【 3.インパクトは数より一つの大きさが活きる 】

 
そういう意味では、数が重要ではなくインパクトは大きなものが1つあれば十分かと思います。

事業も同じかと思います。

ボクがいるアイデンという会社でも、会社事から社会事を捉える社会課題解決型へ変革している最中ですが、あれもこれもと他人の真似事のような事をいくつも行うより、1つであってもアイデンにしかないという事を突き詰める事の方が大事ではないかと思うのです。

たくさん良い事があるのも素晴らしい事ではありますが、そうであったなら、あのクリスマスもそれほどのインパクトにはならなかったかもしれません。

インパクトは大きく独自性のあるものならば1つで十分。
むしろそれにとことん向き合い尖っていくべきではないかと思います。

アイデンではそれが犬事に繋がります。
第1フェーズでは犬を救うとなりますが、第2フェーズ以降は犬を通して地域社会を少しでも笑顔あふれるものに、そのファクターの1つにしていく事を考えています。
そういうアプローチの仕方は未だ日本には浸透してはいません。

大切なのは自分たちの1本の道を見つけ、それを突き詰め社会に大きなインパクトを与える事。

妻と息子と初めて家族3人で行った命日の墓参り。
そんな事を父にも話してきました。

ありがとう。

 

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京都に来ればハイライト。 ここの定食のインパクトもスゴい。
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一度入れば忘れられない。 それが大事。

 

noteにも詳細を。
https://note.com/jolly_nerine980/n/ne428fe833702

朝礼無用! お茶会が作る「関係性」

前回の続き記事です 。
併せてお読み頂けましたらと思います。

 

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【 3.関係性が無ければ志は達成されない 】

 
ボクが学ぶ、社会課題解決型の事業所を志す経営実践研究会においては、各自で机に並ぶ座学の後に必ず懇親会があります。
経営実践研究会の藤岡会長が常々大切と仰られている人閥形成には「関係性」が1番大事だという事、それは各自の学びではなく実際に人と人とが混じり合って会話を交わし初めて形成されるものという、そういう意味なのかと最近少し解った気がします。

関係性が大事? そんなの当たり前じゃない。
そう思われる方もおられますでしょうが、「関係性」という言葉を実際に頭に浮かべてこんにちはと言うのと、その言葉を頭に入れずこんにちはと言うのとでは重みが違ってくるかと思います。

先日、職人の地位向上を目指すための学校の全国展開という、凄い志のミーティングに参加させて頂きましたが、コロナ禍という事もあり半分の方が初対面であるにもかかわらずzoomを通して話す事になり、それぞれの方が意義のある事を話されているにもかかわらず、なぜかギクシャクした会の様にボクには思えました。
内容も大事ではありますが、やはり関係性の構築が大事だと自分は思いました。

また、会社前のストリートを盛り上げようという事で4年前に発足した会に、久々に新規の方が入られ、その方が新しいやり方を提案しようとしたところ初期メンバーから反発があり、10日間ほどの悶着があった結果、活動休止状態となってしまいました。
初期メンバーも新しく入ってきた方も、どちらも地域のためにと動く素晴らしい人達で、どちらも目指そうとするところは同じはずなのに、関係性ができる前に次々と新しいやり方を話されたためか、初期メンバーからの反発を受ける事になりました。

人が集まった以上、その集まる理由がどれだけ素晴らしくても集まった人の関係性がなければやはり前に進まない事も多いのではと思います。

 

 

【 4.朝礼無用! お茶会が作る「関係性」 】

 
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これまでのイメージ。

 
ボクのいる会社アイデンにおいて先週、長く続けてきた朝礼を廃止しました。
それまでは、フロント始業の9:00から9:15までが社内清掃、そしてその後9:30までを朝礼としていました。
しかし、これから社会課題解決型に会社を変革していく中で、スタッフの考えをどんどん取り入れていくグリーン組織またはティール組織になっていくのに、僕が今までの様にスタッフの前に立って朝からあーですこーですと言うのはおかしいと思い、その日のうちに明日から朝礼はやめますと皆に告げました。

 

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いきなり朝礼廃止の初のお茶会。ノート持参のスタッフ。 要らないよ^ ^
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3日目。笑いが出てきた。

 
そしてその朝礼に使っていた時間で、朝礼の代わりに毎朝談話室でお茶会をする事にしました。
初めはスタッフの中にはノートを持ってくる人もいましたが、お茶会だから仕事の話をするんじゃないよ、雑談雑談^ ^、となりました。
1日目2日目は皆ギクシャクしていましたが、3日目あたりからは皆それぞれにプライベートの事や冗談話をする様になり、僕が前に立って朝礼をした後の9:30と、お茶会の後の9:30とでは皆の表情が全く違うものになりました。
朝礼の後は皆固い顔でデスクに着き始めたものですが、お茶会の後は談話室から事務所に戻るまでの間もアハハと話が続き、始業が明るくなりました。
スタッフ同士の呼びかけも1オクターブ音階が上がった様に思えます 笑
ボク自身もそうですが、朝礼で前に立っていた時より、朝にお茶会から始めると日中の仕事も強く言いづらく柔らかい気持ちになります。
朝のアハハから始まる関係性にやられているのだと思います。

 

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アイデンの関係性=可能性。
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皆んな仲良くなって来た?

 
前々回の社内ミーティングから、ボクは会議での社長としての発言も少なくなり、おそらくこのままでいくとミーティングには参加をしない(させて貰えないと言うべきか)形になっていくのではと思っています。

 

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ティール組織とは   出典banso.

 
前回のミーティングの際にレッド組織からティール組織までを皆に説明し、今現時点でこのアイデンがどういう組織だと思うかの匿名アンケートをしました。
結果は日本では1番多いと言われる真ん中のオレンジ組織を超え、グリーン組織が1番得票率が高い結果でした。 
スゴい!!

組織は組織とその関係社会のために存在するのであって、会社だからといって社長のためだとか社長が主役とか、そういう会社は存在する必要はないと思います。

組織の中では誰もが主役であるべきと今は強く思います。
だからといって、主役同士が志もバラバラに動いたのであれば組織は存続できません。
もはや組織ですらありません。
そこはやはり「関係性」というものが1番重要になってくるのだと強く強く思う次第です。

 

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また会いに行こう。

 
たつのランドにまた行きたい。
そして、あの人たちにまた会いたい。

まだ1回目でどういう趣旨なのか完全にわかった訳ではないですが、確かに言える事はこの人たちと一緒に事を成したいという「関係性」が出来たという事実です。

アイデンも、たつのランドに一緒に行くスタッフが今後どんどん増えるかも。

そしてアイデンにも今後入りたいと思う人達が増える事を願う。
それにはまず既存スタッフの『関係性』から。

ワクワク楽しみ楽しみ。

 

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人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。

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瀬戸内寂聴
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noteにも詳細を。

https://note.com/jolly_nerine980/n/n194e83b61425

自然の中で学ぶ「関係性」の優先順位

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この人達にまた会いたい。

 

【 1.ごちゃまぜ自然体験プログラム 】

 
7/24日曜日、経営実践研究会の同志である中尾さんのお誘いで、その昔、星の王子様が降りたったとも言われる能勢妙見山の麓にある『たつのランド』へ行ってきました。

「たつのランド」とは立野株式会社の立野さんが管理されている山を5ヶ月前から開拓し、子供たちと志を持った大人たちが障害あるなし関係なく一緒になって真剣に遊びながら、何ができるかをチャレンジしていく、そういう場所です。

今回はそのたつのランドお披露目イベントとして、ごちゃまぜ自然体験プログラムが開催され、子供たちと、山のプロ、遊びのプロも含めた大人がおよそ50人も集まり、自然という環境をふんだんに使った中で、五感をフル活用して朝から夕方までたっぷりと、また真剣に遊びました。

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総勢50名の本気の大人と子どもたち。
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まずは子供たちが転んだときに怪我をしない様に折れ枝集め

 
まずは、子供たちが転んでも怪我をしない様に、平地に落ちている折れ枝を取り除く作業から。(なるほどこういう所からスタートするんだなぁと勉強になりました)

その後はアドベンチャースタイルの自然体験を3コース、
①小さな子供たちがまたやりたくなる様な少しチャレンジを取り入れた動く体験
②自然から自分の興味のあるものを見つける体験
③想像しながらクリエイティブに作る秘密基地作り体験

快晴の中、本当は猛暑であるはずなのにたつのランドは杉や大銀杏の木が旺盛に生い茂り日陰が多く、また風も通り、多少走っても汗をかかないほど快適でした。

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グッドデザイン賞も受賞されている林業の達人。
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子どもたちも初体験。
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ボクも初体験

 
その中で、子供たちはもちろん大人も経験した事がない様な、開拓のための杉の切り倒し(林業のプロの松下さんがチェーンソーで杉を倒す姿は圧巻でした)、それを皆で協力しながら運び、斧で薪割(池田初体験)、また柵も作り、歌を歌うための譜面台ならぬiPad台にしたり、椅子にしたりシーソーにしたり、木は作り手によって七変化。
大人も子供たちに負けず、ずいぶん楽しんでいました。

子供たちが見ている前で、大人たちが「真剣」に笑いながら協力しながら遊ぶ姿は、子供たちにとっても価値のある映像として脳裏に焼きついたのではないかと勝手に思っています。(はしゃいだ言い訳です 笑)

そこには不満や弱音もなく、よしやりましょうといったプラスの思考と発言しかなく、日常でも今回の様な大人が多く溢れれば、子供たちに誇れる様な社会になるのではと考えニヤニヤしながら遊んでいました。

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自然に溶ける素敵な歌声、素敵な父娘。
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僕も大きくなったら歌おう^ ^

 
その後は、同じく経営実践研究会の同志、大川さん父娘が、山の中に響く美しい歌をギターと共に披露してくれました。
本当に子供たちと共に優しい時間を過ごす事ができました。

 

【 2.「関係性」が次の協働意思を強化する最大のファクター 】

 
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真ん中は何だ⁉️
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甘いスイカとの関係性も深めたい。

 
山の中で子供たちと隣同士で杉の丸太に座りながら食べる豚汁(豚汁最高でした)や、子供たちがスイカ割りで割ったそれは大きなスイカを食べながら、プログラムも中盤ごろに差し掛かった頃には、よし!次回のプログラムも絶対参加するぞと、自分にできる事があったらやろうと思い始めました。

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アイデンの子ども大好きトリオ。
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最高の豚汁でした。

 
今回は、我が社アイデンの子ども大好き中村サンと志賀っちとトリオで参加しましたが、彼らの屈託のない笑顔を見るに、彼らも次回は来るだろうと半ば確信の様なものを感じました。

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皆んな初対面。

 
今回の、この人たちとならやっていきたい‼️

『関係性』が出来上がった瞬間です。

最近ボクが意識する「関係性」。
一緒にそれを目指す人たちの間で関係性というものが出来上がってなければ、たとえそれがどんなに素晴らしく意義のある目標目的だとしてもそれは実現しないのではないかという話。

逆に関係性が出来上がっていれば、その目指すものが困難であっても共にやってみよう、この人たちとなら頑張っていこうという思いに達するのではないかと考えます。

という事は、物事を前に進めていくのに一番大事なファクターは、仕組みや志よりも「関係性」の方が上位に立つのではないかとさえ最近は思うようになりました。

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垣根は相手がつくっているのではなく、
自分がつくっている。

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アリストテレス
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noteにも詳細を。

https://note.com/jolly_nerine980/n/n30ef1f2086b1

『 愛犬共生住宅® 』時代の幕開け #5

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#4の続き記事です 。
併せてお読み頂けましたらと思います。

 

【 10.「 犬の平均寿命 」】

 

犬全体の平均寿命は統計で14.3歳(ペットフード協会2018年調査)となりますが、小型犬より大型犬の方が寿命が短く、ウェルシュ・コーギーは13.3歳となり、アロマはそれでも平均寿命よりは、少しだけでも長生きできたとご夫婦は仰られていました。
(ちなみにボクの家族のミニチュアダックスはトイプードルと同じ14.7歳となります。
犬種的には、イタリアングレーハウンド通称イタグレが15.1歳で平均寿命としては1番長くなっていますが、ギネス記録に認定されている最高齢の犬は、オーストラリアン・キャトルドッグのブルーイーで、1931年に29歳5ヵ月で生涯を閉じたそうです)
ただ、平均寿命は別として最近は20歳になる小型犬もたくさん出てきています。
住環境とフードと医療と愛情の向上があるからです。

 

【 11.「 ペットロス対策の一つとして 」】

 

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INUNAVI(いぬなび)2021年調査

 
2年前、ずっと犬を飼い続けている妻の実家のパク(ミニチュアダックス)がなくなりました。
お義父さんは若くなくなられ、実家は同居の息子とパクとお義母さんの3人暮らしでしたが、息子は仕事等でほとんど家にいなかったため、お義母さんは家では犬が心の拠り所だったはずです。また生活の一部だったと思います。
その犬がなくなり、お義母さんは市営の火葬場に亡き骸を持っていき、職員さんに引き渡した後さっさと帰ってしまわれました。
居合わせたボクは淡白だなぁと思いましたが、心配になった妻が夜に実家に行くと、電気も点いていない暗闇の中でお義母さんが1人で泣いていたという事です。

明るいお義母さんではありますが、60代も半ばになりダックスの前からレトリバー等ずっと犬と暮らしていたお義母さんからすれば、ボクたち夫婦が犬がいない暮らしはもう考えられない様に、このままでは急に老け込んでしまうのではと思い、同居の息子である義理の弟(当時ボクの会社に勤めていました)と妻と相談し合い、同じく犬好きであるその義理の弟が自分の犬を飼うという事(設定)で、その弟が好きなミニチュアピンシャーを新たに飼う事にしました。

ダックスがなくなってから早1ヵ月半後に家に来た新しい家族に、お義母さんは早すぎるやろと言いながらも、家中を激しく動き回るピンシャーを捕まえると嬉しそうに抱きしめました。
今では息子ではなくお義母さんが主人の様になっています。

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1990年のJudeth SIEGEL の「60歳以上の犬の飼い主は、飼っていない人より1年間に1.75回、病院に行く回数が少なかった」という、WHOが発表して、犬が人の健康に役に立つと意識されるきっかけとなった研究を始め、麻布大学の幸せホルモンーオキシトシンの正のループ(人間の母子関係と同様に、犬とのアイコンタクトで飼い主にオキシトシンが分泌、また、その後飼い主に触られることで、犬にもオキシトシンが分泌される)研究など、これまで明らかにされてきた研究成果がありました。

*1年間に訪れる病院の回数が少ない。
*犬の散歩は運動効果とともに、癒しの効果がある。
*犬と人両方にとって運動の機会が増え、QOL(生活の質)が向上する。
*血圧、血漿トリグリセリド、血漿コレステロールが減少する。
*犬と良い関係を維持することが、頻繁にオキシトシンの分泌につながり、幸せな気持ちで生活できる。
*犬に「スワレ」など簡単な指示をしたとき、素直に「座る」と、飼い主の脳血流が上昇する。

これから、65歳以上の人口が3割を超える超高齢化社会を迎える日本では、孤独死や認知症の問題とも向き合うことになります。特に社会保障費の問題は深刻です。ペット飼育の効果については、ドイツでは、1年間に7,547億円、オーストラリアでは、3,088億円の医療費の節約効果が報告されており、スイスでのペット飼育と医療費削減に相関関係があるという調査は、オーストリアの国会で報告されたそうです。

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https://knots.or.jp/2015/11/kyousei_sympo_2015/
「ペットとの共生推進協議会シンポジウム」2015年

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ペットロスの対応は様々かと思います。

確かボクの記憶では坂上忍さんが仰られたと思いますが、忘れられない言葉があります。

「ペットロスにかかる人ほど次の犬を飼って欲しい。ペットロスにかかるという人は、それだけ犬を大切にする人だと思います。そういう人のもとに暮らせる犬は幸せなはずです。」

その言葉を思い出し、お義母さんは次の犬を飼うべきだ、ただ自分では決心できないだろうと思いそうしました。

アロマちゃんのご夫婦にも、その時のエピソードを話しましたが、アロマちゃんが可愛すぎたので今は次の犬は考えられないと仰られていました。

当然の事だと思います。

ただ、もし犬を託される状況であればわからないです、とも仰られました。

それはアロマちゃんが夫婦に与えた、犬を飼う事の素晴らしさであると言えるかと思います。

アロマちゃん、ありがとう。
スコッチにもどうか宜しくね。。

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If there are no dogs in heaven, then when I die I want to go where they went.

「もしも天国に犬たちがいないとすれば、僕は死んだら彼らがいるところに行きたい。」

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アメリカの俳優 Will Rogers氏

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noteにも詳細を。

https://note.com/jolly_nerine980/n/n9cfeb585b20d

『 愛犬共生住宅® 』時代の幕開け #4

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【 7.「 レインボーブリッジ 」 】


愛犬が虹の橋を渡る。

犬を飼っている人にはいつか訪れる瞬間。
本当に考えたくもないですが、犬も生き物である以上、その時は必ず訪れます。

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アロマちゃん、虹の向こうでも元気でね。

 

ボクの会社前にある服部緑地公園へ続く通りを盛り上げるためにハズカムストリートという会を立ち上げられたご夫婦。
そのご夫婦の大切な娘犬が、7/17に虹の橋を渡りました。 アロマちゃん(ウェルシュ・コーギー ) 13歳8ヶ月。

お子さんがおられず、アロマちゃんはまさにご夫婦の家族であり、子供であり、また看板犬として、運営されているメガネ店に毎日一緒に出勤し、ボクも含め地域の方に可愛がられていました。
おとなしく本当に可愛い子でした。

知ったのは昨夜のFBによってですが、先日もいつもと変わらず散歩をされていたのを見たので、思わず隣にいた妻がビクっとするほど大きな声で「えーっ」と叫んでしまいました。

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そして今日、お花を持ってお店にお伺いしました。
ご夫婦ともおられ、店内は一見何も変化がないように見えましたが、カウンターまで行くといつもいた場所にアロマちゃんの姿がなく、むしろその風景の変化に戸惑いを覚えました。

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いつもこのカウンターでお客様を静かに迎えていた。
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ボクがいつも頭を撫でていた場所。

 

先日普通に散歩をしている姿を見かけたのはやはり見間違いではなく、なくなる10日前の七夕7/7までは何の前触れもなく、その日に胸水の症状が突然出てからわずか10日の出来事という事でした。

最後は動物病院の順番を車の中で待っているときに、たまたま夫婦が前を見ていると後部座席でキュンと声がしてそれが最期でした。
ご主人曰く、自分たちが見ていたらおそらく頑張ろうとしてもう少しその瞬間が先に延びたかもしれない。でもそれが1日2日延びたところで、苦しい姿をそれ以上見ているのが辛かったのでそれで良かった、アロマも苦しかったはず。
アロマがいなくなること自体が寂しいのであって、それが今回だろうが来年だろうが寂しさは同じだと言われました。

 

【 8.「 お別れの意思 」 】

 
ただ、実はその前日7/16がご主人の誕生日で、アロマは自分の誕生日まで頑張ってくれたんだと、そういう子だったと。

ボクも絶対そうだった、誕生日をちゃんと待っていたんだと思います。

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スコッチの写真と位牌。今でも毎朝毎晩、水を換えて写真を撫でる。

 

ボクは11年前に7年一緒にいたスコッチという保護フェレットとお別れをしました。
毎日仕事が忙しい中で、前日まで何もなく元気だったのに、その日に限ってめったにない高熱が出て仕事を休む事になりました。
そしてその日、ボクの枕元でスコッチがボクの目を見てくるのでボクも見つめ返し1分ほどでしょうか、しばらく見つめ合っていました。
そしてボクが10分ほど眠りに落ちて目を覚ますとスコッチはなくなっていました。
次の日、奇しくもアロマちゃんと同じペット葬儀屋さんで火葬をして貰いましたが、その日には熱などありませんでした。
ボクは今でもスコッチが最後のお別れを伝えるために、ボクに熱を出させて仕事を休ませたんだと思っています。

きっとアロマちゃん、スコッチも、家族に対して自分たちなりに、お別れの日を決めたのだと思います。

 

【 9.「 総合ペットセレモニー豊中会館での救いの言葉 」 】

 
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INUNAVI(いぬなび)2021年調査

 

ただ、愛犬をなくした人の実に9割がペットロスに陥る様に、それは対象がフェレットであっても変わらず、ボクもスコッチがなくなったときには、何も行動が起こせず泣く事しかできず、妻が気丈に葬儀屋さんを予約し花を買って、車を運転し、抱える様にしてフラフラのボクとスコッチを連れて行ってくれました。

総合ペットセレモニー豊中会館という火葬場を兼ねた葬儀場で、アロマちゃんが火葬室に入る寸前に、ご主人は大声を上げて泣いたと言われていました。いつも冷静で物静かなご主人が大声を上げて泣いている姿など想像ができません。
ただその時、セレモニーの人から「どうか、いってらっしゃい、と言ってあげてください」と言われて、そうか、いってらっしゃいか、と少し気持ちが楽になったとご主人は言われました。
ボクは妻と2人で泣きながら火葬の後にスコッチのお骨を拾っていると、セレモニーの人が「池田さん、ごめんねごめんね、と思っていませんか、違いますよ、この子は幸せでした、池田さんご夫婦がそうやって泣いておられるのが証拠です。だからごめんなさいと言うのはもうやめて、ありがとう、と言ってあげてください。スコッチちゃんもそれを望んでいるはずです」と言ってくれた事で心が救われました。

その時の事を思い出すと、今でも涙が出ますが(泣きながら書いています。。)、同じ様にアロマちゃんのご夫婦も、同じセレモニーで言葉は違えどかけられた言葉で救われた事に共感を覚え、その話をした時、ご夫婦と3人で涙を流しました。

総合ペットセレモニー豊中会館

https://www.anicom-osoushiki.com/cemeteries/73

 

noteにも詳細を。

https://note.com/jolly_nerine980/n/n3d8e445ce254

『 愛犬共生住宅® 』時代の幕開け #3

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【 5.「 イベントか、インフラか 」 】

 

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昨年2月、家が汚れるという理由で遺棄されたパグ犬。真冬。
翌日発見され親が引き取り命が繋がった。
イケダの姻戚の話。。
怒る方もおられるだろうが、怒るだけでは何も解決はしない。

 

最近は少しずつペットリフォームをうたう住宅メーカーや工務店がネット上に出てきました。
5年ほど前にイケダが調べた時は、本当に少なかったと思います。
ただ、そのほとんどがペットブームにあやかったイベント(楽しさ)型提案であり、犬を飼う為の根本的な対策やコミュニティ、殺処分、飼育放棄、医療費等を減らすインフラ的要素として捉える会社は皆無と言っても過言ではありません。

「愛犬共生住宅」は、インフラ(社会課題解決)型提案を進めるものです。
〈 愛犬共生住宅®️事業は大阪府が連携する、おおさか社会課題解決ファンドに採択時105社中5社で採択されています 〉

また、多くの他の提案は、そのほとんどが「持ち家」を新築として建てる人やリフォームを考えている人が対象です。
しかし、自らもそうである様に、他オーナーがおり、入居者に対策や修繕をできる自由がなく規約も存在する「賃貸住宅」こそ不可抗力的な問題が多く発生します。
イケダがまさにそうでした。

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昨年6月、3頭目となる行き場のない保護老犬を仕方なく迎え入れ、オーナーから即時退去指示。
3頭飼える賃貸物件が見つからず、職場もある豊中市から大阪市内へ転居。
通勤や生活に支障が出る事は必至だが、せっかく幸せになれた老犬を手放す理由にはならないと引越しを決意された。
ボクの会社の2件隣の賃貸物件で。。
「愛犬共生住宅」の必要性をその方に逆に説かれる。

 

イケダがソフトという、「しつけ」「愛情」「責任」「覚悟」で解決する問題なのか。
ハードという、「住環境」の整備も必要。
この「愛犬共生住宅」のプロジェクトは、増え続ける空き家や空長屋を利用し、全国に先駆けて「工務店自ら」が、愛犬と暮らす為の工夫やコミュニティの可能性を実践施工し、賃貸物件として愛犬家に住んで頂く事を1つのフェーズとしています。
それが保護犬であれば、なお良しと考えます。

先日、熱海にてレオ財団の橘会長と「愛犬共生住宅」について少しお話しさせて頂く機会がありましたが、それをコミュニティ・デベロップ(community develop)と言うんだ、これからの都市の開発にすら必要になるファクターなのだ、ぜひ進めるべき!とお教え頂きました。

 

【 6. ターゲット = 誰に届けたいか 】

 

カテゴリー1 : interest or business
1)犬が好きな方
2)賃貸物件で犬を飼っている方
3)殺処分の減少に関心のある方、原因を知りたい方
4)犬を飼っている方、またはこれから飼おうと考えられている方
5)犬の保護や譲渡活動をされている方
6)ペット可賃貸物件、ペット同伴宿泊施設、老人ホーム等福祉施設のオーナー
7)空室問題を抱えておられる物件オーナー、管理会社、不動産会社
8)空き家を持っておられる方
9)ペットショップ、トリマー店、動物病院、ドッグカフェ、犬の学校、ホテル等の関係者
10)住宅に興味のある方

カテゴリー2 : social work
1)母子父子家庭
2)単身高齢者
3)引きこもり児童、成人
4)老人ホーム、放課後等デイサービス等の福祉施設
5)孤児院
6)養護施設
7)幼稚園、保育園
8)小中学校、高等学校

 

という事で、次回は「どんな役に立つのか(変化)」を。

noteにも詳細を。
https://note.com/jolly_nerine980/n/na2cad50caecb

『 愛犬共生住宅® 』時代の幕開け #2

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【 4.イケダのプロフィール 】

 

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2019年、お世話になった北海道名寄市の牧場へ。

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学生時代に畜産を学び、北海道の牧場での就業経験もあり、愛玩動物だけでなく、いわゆる産業動物の世界も見てきました。(ショーマンコンテストという牛引きの大会でも優勝しています 笑)
よく言われます、犬猫の殺処分より多くの牛や豚を殺して人は皆食べているじゃないか、あなたも。
そうですね、ただ産業、愛玩、両方の動物の世界を見たうえで両者にははっきりとした違いがあるとイケダは考えています。
それはその死に誰かの感謝があるかどうか。
人のエゴと言われればそこまでですが、人だって誰かに感謝されて死にたくないでしょうか。何かの役に立ち、役目を果たし、その死に意味があるのなら生きた理由も出てきます。
人は肉や魚を食べる時、感謝をしていませんか。
では殺処分される犬猫に誰か感謝をしていますか。何かの役に立っていますか。役目を果たしましたか。その死に意味がありますか。
人の考えは様々です。でもそんな思いも持ちつつこの愛犬共生住宅のプロジェクトを進めています。

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【 子供が生まれたら犬を飼いなさい 】

子供が赤ん坊の時、
子供の良き守り手となるでしょう。

子供が幼少期の時、
子供の良き遊び相手となるでしょう。

子供が少年期の時、
子供の良き理解者となるでしょう。

そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

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イギリスのことわざ
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イケダが犬を飼い始めたのは、結婚してから8年続いた不妊によって子供ができなかった時期。
授かりものであり、ここまでやればというものも存在せず底なし沼にいるような毎日だった私たち夫婦を、子供の様に癒してくれたのは愛犬でした。
可愛いがゆえにしつけがスイートになり(それは違うと仰られる方もおられるでしょうが、いろいろな飼い主がいる事、また記事にさせて頂きます)、分離不安時のマーキング等により賃貸住居での建材が荒れて、退去時に28万円の修繕の請求書を頂く事に。

ただ、自分たちだけかと思いきや、知り合いはもちろん、動物の専門であるはずの犬を飼っている獣医さんやトリマーさん、ブリーダーさんの家でも荒れているお家がある事を知ります。
なぜ知れたのか、それはイケダ自身が家電量販店の電気工事者として、多い日は1日20件以上ものお客様のお家の中に上がり込む仕事をしていたからです。他と比較してもそれだけ毎日いろいろな家の中を見れる職業は他にはありません。およそ20年、トータルで5万5千から6万件のお家に上がり込みました。
たくさんの犬を飼っておられるお客様のお家の状況を見て、会話の中で犬を飼う事の良さや問題を自然に聞く事もできました。
某有名家電量販店の工事者として、お客様からの良いアンケートはがき獲得件数で評価される顧客満足度コンテストでも2年連続で全国最優秀表彰を頂いた事があります。
それだけ工事だけでなく、お客様のいろいろなドラマに立ち会いました。
その中にはペットにおけるお家の問題も多くありました。

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犬と暮らすには、「しつけ」「愛情」「責任」「覚悟」といったソフトの面だけでなく、ほとんど話題に上らない「住環境」というハードも整備していく事が大切だと思えるのは、その経験があったからとも言えます。

もし、動物園に犬を展示するとなった時、そのゲージの中はクロスやフローリングで仕上げるだろうか? 仕上げるとどうなるか。

そんな事を考えながら毎日を過ごしています。。

 

池田 裕二  #犬築家
二級建築士 増改築相談員
一級愛玩動物飼養管理士 愛犬家住宅コーディネーター
愛犬飼育管理士 ペット共生住宅管理士

 

という事で、次回は伝えたい思いを。

noteにも詳細を。
https://note.com/jolly_nerine980/n/nfd88f7c887c4

『 愛犬共生住宅® 』時代の幕開け #1

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【 1.「愛犬共生住宅®️」 】

 

聞き慣れない言葉ではありますが初めて聞いた人もその意味は理解して貰えるかなと思います。
その名の通り愛犬と共生する(できる)住宅の事です。
この言葉、実は商標を持っているのですが、あまりにも簡単すぎて特許庁から1度登録を却下されています。
ただ、何事においてもまず知って覚えて貰う事が大事で、その物事におけるネームのわかりやすさというのは、人の興味、関心の入り口としては凄く大事なものと思い、大阪で1、2と言われる弁理士さんと共に特許庁と戦い(笑)、登録を勝ち取りました。

なぜ、イケダがそうまでしてこの愛犬と共に生きる住宅が必要と思うのかを、これからこのブログを通して伝えていく事ができたらなと思います。

また同時に、今は単なる電気、住設工事店である自身が経営する株式会社アイデンと言う組織が、この先、主に犬を通してどう社会課題解決を捉えた事業所に組織全体で変貌できるか、それをこのブログに記録していけたらと思っています。

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イケダ家の家族、池田スカイ(左)、池田ロンメル(右)

 

【 2. 子供 < ペット の国 = 日本   

 

まず特筆したいのは、日本において飼われている犬の頭数は、10歳未満の子供の人口とほぼ同じ1000万頭という事。
ちなみに猫も合わせると2000万頭になりますので15歳未満のいわゆる年少人口の1750万人よりはるかに多く、日本は子供の数よりペットの方が多い国という事になります。
(市場規模は1.6兆円 出典:矢野経済研究所)
しかもボク(S49生)が子供の頃は犬は番犬として外で飼われる事が普通でしたが(学校の帰りにあそこの犬は触れる、あの家の犬はヤバいで!という話題も。で、大体見に行くのはヤバい犬の方)、調査によると2005年を境に屋外飼いと室内飼いの割合が逆転し、今ではおよそ85%の犬が家族として室内で暮らしています。

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留守中の分離不安による問題排泄で傷んだ池田家の建材(修繕費28万円也)

 

【 3.「愛犬共生住宅」を起こす動機ときっかけ 】

 

イケダ自身がペット可の賃貸マンションでミニチュアダックスを2頭飼っており、自宅において匂いや汚れ、マーキングによる建材の傷み、鳴き声と、様々な問題が日々発生し、退去時に管理会社から修繕費用を30万円請求される事に。。
その賃貸からの引っ越しを視野に入れた時、犬を飼うための住宅の対策ができる工務店をインターネットなどで探しましたが専門はほぼ存在していない事に気付きました。
同時に住環境の不備によって終生飼養が困難になり、飼い主が飼育放棄し、結果殺処分頭数を引き上げている事(環境省HP等)を知る事に。
イケダ自身のそもそもの本業が電気工事店であったという理由から、例えば環境にやさしい電気自動車の普及は各家庭や街中にEVコンセントというインフラが整わないと成立しない事がわかる様に、これだけの頭数が家の中で飼われているにもかかわらず、人と違う動物である犬を飼っている住宅のほとんどが人間の安全性と快適性のみを考えて作られており、インフラ整備と言える犬と暮らす工夫がなされていない事、しかもそれが飼育放棄という殺処分の原因にもつながっている事への疑問が徐々に大きくなりました。
また、譲渡数の増加にも欠かせない飼育意向のある人の、犬を飼う事が出来ない阻害要因の第1位がペット不可等、家が飼えない住宅であるという調査結果も(ペットフード協会2020年調査)。
その原因の大きな1つが犬と暮らす為の工夫、対策を考える専門の工務店がない事。
それならば、建設業に携わる自分が多くの同じ問題を抱えた愛犬家の為に、使命感を持って、愛犬と共に生きる為の賃貸住宅や戸建て住宅である愛犬共生住宅を世に増やしていこうと決心しました。

という事で、次回は「プロフィール」を。

noteにも詳細を。
https://note.com/jolly_nerine980/n/n2c582f05e461

TANABATA ~子ども達の夢を高く掲げろ~

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7/7、七夕に向けて服部緑地公園沿いを歩くたくさんの子ども達の為に笹竹を置きました!

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社会課題を捉える会社に変化していく過程の中で、地域の子ども達にと女性スタッフ達が自主的に企画して頑張ってくれました。

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コロナで会話すら抑えられいる今の子ども達が少しでも夢や願いを高々に掲げられます様に!

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